スムーズにハナを奪ったのはホッコーガンバ。前半3ハロンは35.9秒と、ここ数年では最も遅いペースになりました。
この前半3ハロンが早くなることが例年の特徴となるのですが、今年はそこまで特徴的なラップになりませんでした。
その代り、中盤は例年と比べるとかなり締まったペースで流れていきます。予想の段階では、中盤3Fで37秒台を切るラップが入ると追込みが決まるのかな?などと仮説を立てていたのですが、割と前有利の展開になったようです。
直線に入ると内からカポーティスターが切れ込み、続いてトウカイパラダイスも先行から図太く抜け出します。さらに内からムスカテールが追い上げますが、2着がやっと。カポーティスターが重賞初制覇を成し遂げました。高倉騎手は、重賞で穴を持ってきますね。ゴール時のガッツポーズを見ても、負けん気の強さが伝わってきます。将来に期待しましょう。
中盤は締まりましたが、前半3ハロンが落ち着いたことにより、前有利の展開となったと捉えています。また、完全に内有利のトラックバイアスが働いていたように感じました。そうなると内枠・軽斤量で先行したカポーティスターが調子の良さも生かして勝利するに至ったわけですね。力的には◎ムスカテールがちょっと抜けていたようにも思いましたが、勝ちを掴みきれませんでした。
試算した推定3ハロンの評価をすると、まず1位だったメイショウカンパクが沈みました。斤量もあったのでしょうか。オールザットジャズは大外から半ば強引気味に先行しますが、完全に脚を失ってしまいました。牡馬との対戦が応えたかそれとも外枠が災いしたのでしょうか。カルドプレッサは大外を力強く追込みましたがトラックバイアスを覆すには至らず。ダコールも同様ですかね。
試算した推定後半3ハロンですが、展開とトラックバイアスの影響もあり、上手く機能しませんでした。あと、枠順が出る前に検討を進め過ぎた結果、内枠の軽量馬を見落としてしまった感がありますね。以後注意ですね。
ムスカテールは展開の影響が少ない走りができますね。次走も引き続き期待できそうです。
◎⇒2着
○⇒8着
▲⇒12着
△⇒10着
☆⇒6着
【回収率】4R消化
◎単勝:0%
◎⇔○▲△☆馬連:0%
ほんとになかなか初日が出ません…。
今週はスプリント戦:サンライズステークス、重賞:京都牝馬ステークスで予想していきます。
よろしくお願いします。
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